親方通信 2020.09.16
25)せっかく修理修繕するのなら・・・ 大型台風に備えたリフォームをしませんか?
◆被害部分の3割は屋根と構造!
◆被害部分の3割は屋根と構造! 台風対策、万全ですか?年々被害が大きくなっている台風に準備出来るリフォーム方法についてお話しします。まず台風や風に対し、建物は一般的に重量がある方が強いとされています。つまり屋根は瓦の方が重量があるため安定しているとも言えますが、土台等対策も行わないと足下から掬われる可能性があり注意が必要です。屋根は風が直に当たる部分であり、正面から受け止めることが出来ない為に非常に負荷がかかります。つまり少しでも痛みがあるとそこから破損の可能性が高まります。事前に瓦のずれ直し、板金なら棟板金の開きや、錆などによる穴など、風が入り込まないよう徹底的に直しておきましょう。 あと軒天が捲れていたり、隙間があいている部分も、捲れた材料で 別部が破損したり屋根が吹き飛ぶ原因となるので修理が必要です。 アンテナ等付属の設備もぐらつきや固定方法の確認もしておきましょう。 ◆窓の防御もお忘れなく! 昔は窓周りに板やトタンを張って備えるのが普通でしたが、現在の住宅で行うと雨漏れ等、別な問題が発生するので後付雨戸やシャッターで窓対策を行いましょう。大きな窓ほど圧は大きくかかり、万が一割れた場合に内部に風が侵入する量も増え、内部から屋根の吹き上げが起きる可能性が高まります。台風は東、南側の風が強いとされていますので、窓対策の方角を間違えないように準備を進めてください。家周りのプランターなど重いと思っているものほど飛んだ時の周囲への被害は大きくなりますので家やガレージの中へ入れるか風の当たりにくい場所に必ず集めておきましょう。外物置等はしっかりと扉を閉め、施錠し、扉が開かないよう気をつけてください