職人現場日記 2010.02.25

打ち込めるものを見つけた!毎日が充実、職人の世界に飛び込んだ若者

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毎日の生活の中で打ち込めるものがなかなか見つけ出せないでいた若者が、一から人生を切り開き、いきいきと活躍しています。
病気がちな父親の看病と、小さな兄弟の面倒を母親に代わってみる生活が長かったことで、なかなか定職につけずにいたフリーターから、塗装職人という未知の世界に飛び込んだ鈴木くんは、社会問題ともなっているニートや、フリーター、はたまた派遣切りなどで目標を見失った若者に、勇気と夢を与えてくれるのではないでしょうか? 私自身、彼を雇ったことで若者への意識が大きく変わりました。彼の真面目さとがんばりに心を打たれるものが非常に多くあったからです。
“自分が夢中になって打ち込めるやりがいのある仕事”を模索し続けていた鈴木くんは、「塗装職人」として生きることで新たな一歩を踏み出しました。
しかし、全国では、いまだに「打ち込めるもの」はおろか職を見つけられずに路頭に迷っている若者が多いのが現状かと思われます。世の中には、志の高い若者はたくさん埋もれているはず。視野を広げれば塗装職人に限らず、人手不足の業界は多くあります。それらの若者が、勇気を出して別の世界に飛び込めば、きっと新たなやりがいが見つかるでしょう。

我々職人は、地元に根付き、そして後世に至るまでその技術を伝えていく使命があります。
お客様と直接ふれ合える職人仕事の良さを、今の若者にも経験してほしいし、手に職をつけることのすばらしさを知ってほしいと、私は切に願っています。鈴木くんのチャレンジを参考に、一人でも多くの若者が本気で仕事に立ち向かっていってほしいと思います。

画像は、現場で働く鈴木くんです。
毎日、顔をペンキだらけにして仕事に打ち込む彼の勇姿を見たら、
是非、声をかけてあげて下さい!

株式会社ウイングビルド
代表取締役 若林 均

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