職人現場日記 2010.04.04

足場施工方法で施工店選びのポイント

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安全確保の単管ブラッケト足場で施工

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不安全な単管ブラッケト足場

春山親方より投稿がありましたので若林からも付け加えさせて頂きますね。
塗りかえ工事施工するにあたり足場工事は不可欠です、私がこの世界に入ったころは、丸太足場が主流でした、その後単管の抱き足場に変わって行きましたが、
労働者の安全性の面を一番に考え、現在は単管ブラッケト足場(ビケ足場)で足場を掛け塗りかえ工事の施工にあたっています。

ではなぜ単管ブラッケト(ビケ足場)が良い点
①敷板を引く足場、作業員の安全作業の確保ができる
②規格の資材を使い組み立てるため、ネット養生『飛散防止』がしっかり張れ、近隣の飛散対策ができる
③単管ブラッケト(ビケ足場)は、しっかりした作業スペースが確保できるため施工の仕上がりが違う

単管抱足場の悪い点
①直径5センチの細いパイプを抱き合わせているため作業員の安全性が確保できない
②現場に併せて足場を組むため養生ネットがしっかり張れない ※近隣に飛散し大きな問題になる
③単管抱き足場は、作業スペースが確保できないため施工の仕上がりが安定しない 
※Q、壁の塗りつなぎムラなどは単管足場で施工の塗りかえ現場で良くおきるそれはなぜか?A、足場が不安全の為、作業者自身安全確保に意識が行き過ぎ工事に集中できない
④労働基準監督署が認めていない
※労働基準監督署の見解
単管抱き足場は単管パイプ上という大変不安定なところにおいての作業となるため、バランスを崩しやすい危険な足場です。災害の防止を徹底するため、、「単管抱き足場」で計画・作業している場合は、工事計画変更勧告書を交付し、改善を指示します。(法令では、足場の作業床は幅40cm以上となっています。)
 なお、工事計画変更勧告書交付後は隣家等に交渉し、約9割の現場において改善されています。

ウイングビルドは、現場で働く職方達の安全確保、近所の皆様への養生対策、施工させて頂くお客様への最高の塗りかえ工事を引き渡す為にこれからも単管ブラッケト(ビケ足場)と共に塗装専門店として頑張ります。

塗り替えリフォーム大好き  代表親方 若林 均

春山投稿文> どこの、業者に依頼するか?悩んでいるお客様へ、外観から見て、仕上がりは勿論ですが、ポイントとして、現場が綺麗か?作業場所はちらかって無いか?職人さん達の動きは機敏か?そして、忘れがちですが、案外大事なのは、作業する足場がどの様に組まれているかが非常に大事なのです。何故ならば、作業する職人さん達の立場に立って考えると、まず、安全性そしていかに塗りやすいか?簡単な足場だと、一般的に単管パイプ、専門用語で言う、抱き足場と言います。そして、安全性の高い足場は、枠組み足場で、ビケ足場と言います。勿論作業性でも、やりやすい、すなわち、良い仕事に繋がるのです。もし、お客様の近くで、足場など組まれていましたら、注意して監察?観察するのも、ひとつのてです。 春山より
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