【コーキング補修には要注意】安心リフォームの知恵
「お父さん、うちの外壁に亀裂が入ってるんだけど、大丈夫かしら?」
「そうだな、塗り替えてからけっこう経ってるし、コーキング材でも買って、自分で直してみるか…」こんな調子で、お家のひび割れを修理した経験のあるお父さん方も多いのではないでしょうか?しかし。簡単そうで難しいのが、コーキング材を使ったひび割れの補修なんです。コーキング材は、様々な種類がありますが、誤った用途で使ってしまい、非常に見苦しい外壁になっているお宅が、実は以外に多くあるんです。
あなたも見たことがありませんか?ひび割れを補修した部分が真っ黒に汚れていたり、外壁を塗替えても、補修した跡がクッキリ浮き出てしまい、どうにも見た目があまり良くない外壁のお宅を…。
大抵の場合、シリコンのコーキング材で補修したため、そんな見苦しい状況になっている場合が多いんです。
シリコンコーキングは、低価格で防水性能が高く、作業性も悪くないので、手軽なコーキング材として広く普及していますが、私たち職人からすると、外壁の補修に使用して欲しくない材料の、間違いなく№1になると思います。
外壁の補修材に合わない理由として、まず、塗料をのせる(塗る)ことができない。(シリコンの上からでも塗装できるという接着剤も出てはいるが、完全ではない。)次に、シリコン特有の油が出て、補修したまわりを広範囲に汚してしまう。
また、接着・自着力が強いので、簡単に取り除くことができない等々です…。(注 同じシリコンでも、外壁の補修材に適している変性シリコンタイプもあります。)
塗替え前に、シリコンのコーキング材がべったり塗られていると、いくら私たちが頑張っても、どうしても仕上がりに影響してしまう場合も起こります。新築のように元通りにキレイになって欲しい…。その思いは、私たちもあなたと同じです。だから、今回のお話を忘れないで下さいね。
(日本建築塗装職人の会)サポート引用
【コーキング補修には要注意】のアドバイスは 0120-45-7775迄